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ウイスキーのうんちく



ウイスキーの種類


ウイスキーには材料や作られた場所により複数の種類があります。


製造方法による区別




モルトウイスキー



高級ウイスキーの多くがモルトウイスキーです。

モルト(大麦麦芽)のみを原料とし、単式蒸留器で蒸留したウイスキーです

モルトウイスキーでもさらに種類がありあます。


   

シングルカスク


一つの樽からだけ作られたモルトウイスキーです。

一切ブレンド、バッテイングしていません。

そのためボトルには、樽番号が書いてあったりします。


他のモルトウイスキーと混ぜなくてもそのままで

美味しいウイスキーで、最高級品です。


アルコール度数も50〜60度(カスクストレングス)と高めです。

・ニッカ シングルカクス余市、シングルカクス宮城峡
・サントリー 山崎(一部です)


   

シングルモルト


一つの蒸留所からできたモルトウイスキーをバッテイングしたものです。

・ニッカシングルモルト余市、宮城峡
・サントリー 山崎(多くがシングルモルト) 、白州


※バッテイングとは、モルトウイスキー同士を混ぜる場合、
 ブレンドと言わずにバッテングと言います。


   

ピュアモルト


複数蒸留所からできたモルトウイスキーをバッテイングしたものです。

日本で蒸留所を2つ以上持っているのは、ニッカとサントリーだけなので、

この2つのメーカーしかピュアモルトウイスキーは、製造できないはずです。

・ニッカ 竹鶴、ピュアモルトレッド、ピュアモルトブラック、ピュアモルトホワイト
・サントリー 北杜


 

ブレンデッドウイスキー


モルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドしたものです。

スーパーなどで売られているウイスキーの多くがブレンデッドウイスキーです。


 

グレーンウイスキー


とうもろこし、小麦、ライ麦などを原料とし連続蒸留で作られたウイスキーです。

連続蒸留器で蒸留するため大量生産が容易です。

グレーンウイスキーは、流通量が少なく私は、

店で売っているのを1回しか見たことがありません。

・ニッカ カフェグレーン